監修しているLIXILビジネス情報ウェブに、「ASIBAという新たな建築教育のかたち」が掲載されました。
LIXILビジネス情報ウェブより転載
2023年秋、筆者をはじめとする東京大学と早稲田大学の建築学生有志は、既存の建築教育を補完するような実践型教育の整備を目指して、年齢や国籍を問わず建築を志す学生を対象とした3カ月間のインキュベーション・プログラム「建築・都市 社会実装スタジオASIBA」を始めた。
建築学生が製図室で取り組んできた問いを問いのまま終わらせずに、社会へ届けるための「足場(ASIBA:Architecture Studio for Impact Based Action)」を構築している。参加者の多くは建築・都市領域の可能性を信じながらも、複雑化する現実の都市の構造を前に、自らが思い描く豊かな社会像を実現するための手段を模索している。現状への違和感を無視せずに望ましい未来を構想するビジョナリーとしての建築家像と、実践を通して現実の複雑な力学を読み解き関係性を調整するリアリストとしての建築家像。本稿ではその両極をぐるぐると行き来するようなASIBAの取り組みの全体像を紹介する。
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https://www.biz-lixil.com/column/housing_architecture/_discussion_006/